こんにちは。
日野市、百草園駅前鍼灸院・受付の大井です。
先週末、知人がトロンボーン奏者として参加している吹奏楽のコンサートがあったので鑑賞してきました。
私は自分で楽器の演奏ができないので、楽団員の方たちの日々の練習を思うと尊敬と憧れの気持ちで聴きました。
そんな余韻もあり、音楽がテーマの映画が観たくなって久しぶりに映画「ブラス!」を観直しました。
舞台は1992年、イギリス北部ヨークシャーの炭鉱町です。
炭鉱が閉鎖になるか存続するか、生活がかかった炭鉱労働者とその家族も大きく揺れる中、代々炭鉱夫たちによって組織され100年続いてきたブラスバンドが主役です。
メンバーそれぞれが生活苦やつらい事情を抱えバンド解散の危機に直面しながら、ブラスバンドの全英大会優勝を目指し奮闘します。
彼らは最終決戦が行われるロンドンのロイヤル・アルバートホールに向かうことが出来るのか?…
時代の波に呑まれ流されて行かざるを得ない人々の悲哀と、苦境の中でも音楽と共に生きることの喜びを名曲を織り交ぜながら見せてくれます。
実話を基に作られ、社会批判も含まれたストーリーです。
音楽が好き、人間ドラマが好きな方にはぜひお勧めしたい映画です。