こんにちは
日野市の百草園駅前鍼灸院です。
本日も質問に回答していきます。
Q,鍼灸院で行う「お灸」と、ネットで買える台座にのった「自宅用のお灸」の違いは?
A,鍼灸院で行う米粒ぐらいの、この様な↓↓お灸のことを「透熱灸(とうねつきゅう)」と言います。
また、ネットで買えて、ご自宅でできる「自宅用のお灸」は多くの種類がありますが、ほぼ台座に乗った円柱状のお灸が多いと思います。こんな感じ↓↓。その中で代表的な商品は「せんねん灸」でしょうか。
「透熱灸」も「せんねん灸」も、どちらもお灸の一種ですが、使い方や効果に違いがあります。わかりやすく説明しますね!
①透熱灸(とうねつきゅう)
どんなお灸?
・お灸の熱を直接体に伝える方法です。
・皮膚の上に小さなもぐさを置いて火をつけます。
・少しチクッッと熱く感じる場合がありますが、その熱が体の深い部分までしっかりと届きます。
どんな効果がある?
・血流を良くする。
・体の自然な治す力(免疫力)を高める。
・女性疾患に使われることが多いです。
注意点
・火傷(やけど)のような跡が残ることがあります(小さい跡ですが、治ります)。
・範囲がとても狭いので、ツボがずれてしますと効果が激減します。
・鍼灸院でやってもらうのがおすすめです。
②せんねん灸
どんなお灸?
・熱を直接伝えず、肌に優しいタイプのお灸です。
・台座や紙の上にもぐさが置かれていて、火傷の心配がほとんどありません。
・家庭でも簡単に使えるように作られています。
どんな効果がある?
・体をポカポカ温めます。
・リラックス効果があり、軽い疲れや冷えにピッタリです。
注意点
・熱さをほとんど感じないので、強い効果を求める場合には物足りないかもしれません。
・初心者でも簡単に使えるのが魅力です。
選び方のポイント
・しっかり治したい方 →→→ 透熱灸をおすすめします(鍼灸院で施術)。
・手軽にリラックスしたい方 → →→せんねん灸がおすすめです(自宅でOK)。
どちらも体を温めて元気にする方法です。症状や目的に合わせて選んでみてくださいね!