こんにんちは。
日野市の百草園駅前鍼灸院、受付の大井です。
皆さんはタマムシという昆虫はご存知でしょうか?
見る角度によって違う色にみえるような光沢のある色合いを「玉虫色」と表現したりしますね。そのタマムシです。
タマムシは緑色の金属的光沢を持った体長4センチほどの少し大きめの甲虫です。
法隆寺が所有し国宝に指定されている「玉虫厨子(たまむしのずし)」には装飾のためにタマムシの羽が9000枚以上使われた(約4500匹)と言われています。
(現在の玉虫厨子はほとんど羽が取れてしまっています)
なので私が日野市に越してきて初めて自宅近くでタマムシを見かけたときはありがたい虫を見つけたようで嬉しくなったものですが、現在は日本国内で絶滅の恐れがある昆虫に指定されているので、タマムシを見かけるのは実際貴重なことのようです。
タマムシの活動期は真夏の暑い時期ですが、最近は当鍼灸院近くの山側の道路で車に轢かれたタマムシを見かけることが多く気の毒です。
夏の暑い昼間に百草園近辺の山道でブーンと飛ぶ大きめの虫を見かけたらタマムシかもしれません。
