こんにちは。
日野市の百草園駅前鍼灸院・受付の大井です。
少し前のブログにも書きましたが、私は建物を主役にした風景の絵を描くのも好きなので、そんなイラストと場所を紹介したいと思います。
ニューヨーク・マンハッタンにHIGH LINE(ハイライン)と呼ばれる公園があります。
東京と同じくニューヨークも大都会の中に大小さまざまな公園が点在していますが、このハイラインは100年近く前は貨物用の高架鉄道だった場所です。
鉄道よりもトラック輸送が増加して廃線になり、高架跡地をどう利用するか地元では悩みのタネになっていましたが、高架鉄道の鉄骨をそのまま利用して、2009年ハドソン川沿いに全長2.3キロの空中庭園として生まれ変わりました。
以来、地元の人や観光客に大人気スポットになっています。
渋谷で再開発された山手線に隣接した宮下公園の大規模バージョンみたいな感じといえばイメージしやすいでしょうか。
自分がニューヨークに行ったら是非訪ねたい場所の一つだったので、天気の良い日にマンハッタンの建物を眺めながら散歩したときは最高の気分でした。
高架鉄道だった場所なので、ビル3、4階の高さからの風景を楽しみながら、たくさんの緑や花、ベンチやオブジェなどで整備された遊歩道を歩けます。
ところどころ昔のレールもそのまま残っていたり…。
ヨーロッパやアメリカは石造りやレンガ造りの建物が多く残っているためか、古いものを活かして現代にアレンジして使う技術やアイデアが優れているなあと感心します。
レトロな雰囲気が好きなので、レンガや石造りの古い建物と現代的なデザインの新しい建築が雑多に混在したニューヨークの街並みはとても魅力的に見えます。
日本に観光でやってくる海外の人たちは東京の街並を見てどんな風に感じるのでしょうか。
