こんにちは。
日野市の百草園駅前鍼灸院・受付の大井です。
先日、義両親が竹橋の国立近代美術館で開催されていた展覧会に行きたいと上京したのですが、その展示の関連で駒場にある日本近代文学館にも行くというので文学館の方だけお供して行ってきました。
昔から気になりながら行ったことがなかった日本近代文学館。
やっと行ける良い機会でした。
井の頭線・駒場東大前から歩いて10分ほどの「駒場公園」内の一角にあります。
東大の敷地とほぼ隣接した大きな公園ですが、ここは加賀藩の当主、旧前田家のお屋敷跡地です。
しかも、隣接した広大な駒場東大のキャンパスがある敷地も元々は前田家の土地だったそうです!
住所は目黒区ですが、昔のお屋敷跡地だけあり静かな森の佇まいがとても落ち着きます。
園内には前田家の日本家屋の和館と洋館も残されていて重要文化財に指定されているそうです。
文学館館内は和館の向かい側にあり、展示エリアと閲覧室・研究室などもあり、資料探しや会議にも利用できます。
そう言えば…と思い出したのは、鎌倉にも鎌倉文学館がありそちらも旧前田家の洋館が使われています。
高台に建つ重厚な洋館で、前庭はバラ園もあり、その先には由比ヶ浜の海を臨める、とても素敵な場所です。
あっちもこっちもさすが百万石の前田家…
鎌倉文学館は久しく行っていないので、ネットで調べてみたらちょうど先月9月から在老朽化に伴う大規模改修中に入り、以前使われていた洋館は諸般の事情により取り壊しになってしまうとありました。(2029年再開予定)
鎌倉の旧前田家洋館が無くなってしまうのは寂しい限りですが、近代文学史や
前田家ゆかりの土地に興味のある方、まずは駒場でのんびり歴史散歩はいかがでしょうか。
